7.15フェルミン・タクム・シャンリー君のボランティア、3日目 - 鈴木
2015/07/15 (Wed) 23:19:50
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炎天下のボランティア作業も今日で3日目、タクム君、藤田、鈴木の三人は汗びっしょりになって奮闘しました。午前中は藤田宅の荷物や建設資材の整理をしました。
藤田さんは同居家族二人を津波で亡くした被災者です。にも関わらず、いままで四年間、ほかの被災者の救援活動を続けてきて、自分のことはほとんど何もやって来ませんでした。その結果、津波に遭って壊された自宅の修理がまだ終わっていません。今日午前中の整理作業は、その修理の一環です。
午後の作業は、昨日に続いてトレーラーハウス周りのガレキ撤去(ガレキと言っても石や岩ばかりではありません。津波で流されたあらゆるものがガレキなのです)と資材の整理でした。
このトレーラーハウスは三菱商事復興支援財団の助成によって、私たち市民の会が石巻地域の耳に障がいを持つ人たちをはじめとする障がい者が集える場所にしようと企画している建物なのです。被災地ならではの制約、障害があって、まだ電気・水道・下水がつながっていません。でも、まもなく使えるようになる予定です。
タクム君、藤田、鈴木が、この三日間取り組んできた作業はほんとうに地味な作業です。被災地でのコンサートや炊き出し、などは多くの被災者とも交流できるのですが、ガレキ撤去や整理作業は誰も振り向いてくれません。でも、そんな地味な作業を炎天下で三日間もやってくれたタクム君には感謝の気持ちでいっぱいです。ボランティアに来る人がほとんどいない中で、アメリカからお母さんと一緒に里帰りした夏休みの三日間を、炎天下の力仕事にささげてくれたのです。
今回は、クリエイティブな仕事ではありませんでしたが、単純な力作業を過酷な環境下でも手抜きすることなく、こなして行くのは誠実な人柄なくしてはできません。このベースの上に、人は知識や知性を積み上げて真の人間になっていくのだと思っています。
作業が終わった後、みんなで記念撮影です。タクム君は左端、その右は藤田さんの叔母、敬子さんです。
Re: 7.15フェルミン・タクム・シャンリー君のボランティア、3日目 - 関西より弾丸娘
2015/07/16 (Thu) 22:49:06
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タクム君、藤田さん、安夫さん!
お疲れ様でした。
どれほど大変だったか。
今回の作業は黙々と、ひたすら目の前の資材を整理する、過酷な作業だったと思います。
一人では諦めてしまいそうな状況だったでしょうが、
手伝ってくれる仲間がいたからこそ、頑張れたんだと思います。
タクム君が今度来られた時は、快適なトレーラーハウスになってるでしょうね。
タクム君、また来て下さいね!
敬子さんもお元気そうで、良かった!
素敵な写真をありがとうございます。(*´∀`*)